アシスト、DWH専用データベース「Calpont InfiniDB」をランドスケイプに導入


 株式会社アシストは14日、同社が提供するデータウェアハウス(DWH)専用データベース「Calpont InfiniDB」が、マーケティング活動を提案・支援する株式会社ランドスケイプに採用されたと発表した。

 さまざまな消費者情報や企業情報を集積しているランドスケイプでは、消費者9500万件、企業情報750万件を超えるデータベースを保有しており、それを中核として、アウトバウンドのテレマーケティングやダイレクトメール(DM)、FAXによるDM、データクレンジング(名寄せ)、コールセンターシステム(CTI)といったマーケティングソリューションを提案/コンサルティングしたり、CRM戦略立案/展開を行ったりしている。

 そのランドスケイプでは、独自のマーケティングシステムを構築/運用し、システム全体では高い検索性能を実現していたものの、一部の業務要件では、検索対象が限られているにもかかわらず対象テーブルをフルスキャンしなければならないケースがあり、その検索に1分以上かかってしまうという課題を抱えていた。

 しかし、課題となっていた処理を対象にInfiniDBを試用したところ、チューニングなどの作業を実施しなくても、わずか2~3秒で検索が完了するなど、大幅に業務効率が改善。初期コスト、メンテナンスコストなどを考慮しても十分引き合うとの判断から、InfiniDBの本採用を決定したという。

 また、MySQLベースの製品であるため、特別な教育などが不要ですぐに実装可能な点や、アシストのフィールドサポートの実績を高く評価していることなども、採用の理由として挙げた。

 なおランドスケイプでは今後、MySQLなどで構築されたほかのシステムでの検索処理についても、InfiniDBの活用を検討していくとしている。

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