デジタルアーツ、ヤマハ製ルーターにi-FILTER DBを提供

標的型攻撃に有効な出口対策を実現


 デジタルアーツ株式会社は12日、ヤマハ株式会社が提供するSOHO向けルーター/ファイアウォール製品に、標的型攻撃に有効な出口対策が可能な「i-FILTER」データベースを提供すると発表した。

 i-FILTERは、Webフィルタリング製品。標的型攻撃への対策として、マルウェアがシステムへ侵入・感染した後に行う通信のアクセス先リストを、国内セキュリティベンダー2社と提携し、データベース情報として提供することで、情報窃取目的の通信を遮断する出口対策を実現する。今回はこのデータベース情報をヤマハ製品へ提供する。

 対応機種は「SRT100」「RT107e」「RTX1100」「RTX1200」「FWX120」。「FWX120」はヤマハが11月12日に新発売するセキュリティ・高速ルーティング・マネジメントを1台で実現するファイアウォール新製品で、こちらにおいても同日から最新のWebフィルタリングデータベースとして利用可能となる。

 今後もデジタルアーツではヤマハと協力しながら、安全で快適なインターネット環境の実現を目指す考え。

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