日本オラクル、Java EE 6環境への移行を支援するコンサルティングサービス


 日本オラクル株式会社は31日、アプリケーションを最新のJava EE(Java Platform Enterprise Edition) 6環境へ移行するためのコンサルティング・サービス「Java EE 6マイグレーション・コンサルティングサービス」を発表した。

 このサービスは、J2EE(Java 2 Enterprise Edition)で構築した既存アプリケーションを保持しつつ、Java EE 6環境へ移行するための支援を行うサービス。企業のビジネスプロセスに合致したアプリケーション基盤を構築し、最適化するために、さまざまな支援を提供するという。

 具体的には、単純に移行できないアプリケーションの修正内容を確認するほか、アプリケーションアーキテクチャやソースコードレベルの静的分析により、移行計画を作成。また、プロトタイプ評価の実施と移行計画の検証、移行後の環境での最適化、移行作業の水平展開に向けた報告書の作成、といった各種支援を提供するとのこと。

 また日本オラクルでは、Java EE 6に完全準拠した最新のアプリケーションサーバー「Oracle WebLogic Server 12c」の活用を推進するため、他社アプリケーションサーバー上で構築されたシステムからの移行に関するアセスメントや、Javaアプリケーション開発環境の最新版であるJava Platform Standard Edition 7およびJava EE 6のトレーニング、WebLogic ServerおよびJava EEの最新情報を提供するWebサイト「WebLogic Channel」の運営なども行うとしている。

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