TEDとKMSI、DWH用DB「Greenplum DB」とBIツール「Yellowfin」の連携ソリューション

　東京エレクトロンデバイス株式会社（TED）と京セラ丸善システムインテグレーション株式会社（KMSI）は4日、BI/DWH分野で協業すると発表した。「TED Greenplum DBパッケージBA Edition」のBIツールとして「Yellowfin」を採用し、10月より販売する。

　TEDが国内展開するソフトウェア型DWH用データベース「EMC Greenplum DB」は、DWH用DBエンジンに必須であるMPP/シェアードナッシングアーキテクチャをソフトウェアで実装し、汎用ハードウェアの技術的・価格的メリットを生かすことのできるDWH用DB製品。

　TEDは、最適なハードウェアと「EMC Greenplum DB」を組み合わせた「TED Greenplum DBパッケージ」を提供している。今回、同パッケージと、KMSIが提供するモバイル対応BIツール「Yellowfin」を組み合わせたソリューションを販売する。

　これにより、ユーザーはデータの見える化をスモールスタートすることが可能となり、また一度設定したレポートは常に最新の情報を取得でき、PC上で作成したレポートは作り替えることなくモバイル端末上でも閲覧・配信できるようになる。

　価格は「TED Greenplum DBパッケージ」が1260万円から、「Yellowfin」の買取ライセンスが52万5000円（3ユーザー）から。

　両社は「TED Greenplum DBパッケージBA Edition」の「Yellowfin」バンドル版について、今後1年間に10社への導入を目指し、今後も連携を強めた新たなサービスを提供していく。