ビットアイル、SaaSモデルでのアプリケーション展開を支援するサービス~第1弾はセキュリティ/資産管理ツール


 株式会社ビットアイルは2日、アプリケーションベンダーのソフトをSaaSで提供する「ビットアイルアプリケーションサービス」を発表した。第1弾として、クオリティソフトのセキュリティ/資産管理ツール「ISM CloudOne」を10月22日より提供開始する。

 「ビットアイルアプリケーションサービス」は、ビットアイルのデータセンターならびにIaaSを基盤として、アプリケーションベンダーの提供しているアプリケーションを、SaaSとして展開できるようにするもの。

 その第1弾として提供される「ISM CloudOne」は、2万社以上の導入実績を持つマルチデバイスセキュリティ・資産管理ツールで、毎日配信されるセキュリティ辞書を利用して、PCおよびスマートデバイス、プリンタといった管理対象機器のセキュリティを一元的に管理・維持できる。診断は自動で行われるほか、WindowsやAndroid端末についてはセキュリティポリシー定義ファイルの更新確認が可能。また、クライアント環境/管理者環境が日本語・中国語、英語の3カ国語に対応しており、1つのシステムで海外拠点までを含めたIT機器の一元管理を実現する。

 さらに、専用窓口で24時間365日対応する「リモートロック」「リモートワイプ」の作業代行サービスを標準で提供するため、万一の紛失時にも素早い対応が可能とのこと。

 価格は、1デバイスあたり月額500円(税別)からで、5デバイス単位での契約が必須。利用期間は、3カ月、6カ月、12カ月のいずれかから選択する。

 なお「ビットアイルアプリケーションサービス」で提供される「ISM CloudOne」は、ビットアイルのIaaS「サーバオンデマンドNEXT」上で稼働し、ビットアイルグループのサイトロックがサービス運用を担当する。

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