マクニカソリューションズとNRIセキュア、WAFの導入から運用までをカバーする包括的なサービスを提供
マクニカソリューションズ株式会社とNRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は27日、米ImpervaのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)を用いたマネージドセキュリティサービスの提供において協業すると発表した。マクニカソリューションズが取り扱うImpervaのWAFアプライアンス「SecureSphere WAF」の販売時に、NRIセキュアによるWAF運用監視サービスをあわせて提案していく。
SecureSphere WAFは、複数のセキュリティエンジンを組み合わせ、包括的な防御を提供可能。SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどを含む米OWASP(Open Web. Application Security Project)上位10種の脅威に対し、強固な防御を提供できるという。
こうした特徴もあり、近年、増加が著しいWebサイトへの攻撃に対処するためにSecureSphere WAFは大きな効果があるというが、WAF装置はただ導入すればいいということではなく、いかに実効性のある運用監視を行えるかが重要になる。そこで両社では、SecureSphere WAFの導入設計から運用までをサービスとして提供し、導入や運用にかかる手間を削減しながら、SecureSphere WAFの導入効果を最大限に発揮できるようにするとのこと。
なおNRIセキュアのWAF運用監視サービスでは、セキュリティアナリストがきめ細かな監視を行い、リスクの早期発見と被害の最小化を実現。また、日次レポート、月次レポートによるWebサイトへの攻撃状況(防御状況)の把握を可能にするほか、独自のWAFシグネチャを作成・適用することで、WAFによるセキュリティ強化をより実効性のあるものにするとしている。