アイウェイズのデータ連携サービス「DataBridge」、IDCフロンティアのクラウドサービス上で稼働可能に
アイウェイズ株式会社は13日、データ橋渡しサービス「DataBridge」をIDCフロンティアのクラウドサービス上で開始すると発表した。
DataBridgeは、クラウドとオンプレミス、あるいはクラウド同士のデータ連携を行えるソリューション。最短2時間程度でデータ連携のための環境構築を行える容易さが特徴で、大きな作業負荷や長期にわたる導入プロジェクトを必要とすることなく、すぐにサービスを活用できる。また、オープンソースのデータ統合ソリューションを手がけるTalend社のテクノロジを活用しており、ビッグデータを含めた幅広い対象データに確実に対応できる点もメリットという。
今回はこのDataBridgeの稼働環境として、IDCフロンティアのクラウドサービスがパブリッククラウドとしては初めて採用された。同社ではIaaSサービスとして、CloudStackを採用しユーザー自身がITリソースを管理できる「セルフタイプ」と、エンジニアによるきめ細かいサポートが提供される「マネージドタイプ」の大きく2つを提供しているが、アイウェイズでは、簡単なデータ連携ジョブ作成に適した「エントリーモデル」、チーム開発・運用監視に適した「スタンダードモデル」のそれぞれについて、両タイプに対応したプランをラインアップした。
価格例は、セルフタイプの場合、エントリーモデルが月額6万円から、スタンダードモデルが月額12万円から。一方マネージドタイプの場合、エントリーモデルが月額12万円から、スタンダードモデルが月額20万円から。いずれの場合も、別途、IDCフロンティアのクラウドサービスの契約が必要となる。