データベース監査ソフト「AUDIT MASTER」、AWSクラウド上での提供を開始~SQL ServerやMySQLにも対応


 株式会社アクアシステムズは11日、データベース監査ソフト「AUDIT MASTER」において、10月に提供開始を予定する次期バージョン「同 3.0」より、Amazon Web Servicesのクラウドサービス上での提供を開始すると発表した。

 AUDIT MASTERは、Oracle Databaseのaudit機能など、データベースソフトがもともと提供している機能を使ってデータベースへのアクセスログを取得し、そのログを監視・監査するツール。オンプレミス環境に加えてパブリッククラウドにも対応しており、ハードウェア、アプリケーション、ネットワークの構成やデータベースの場所に依存せず、データベースアクセスログを取得できるという。

 今回、このAUDIT MASTERがクラウドサービス上で稼働することにより、大量のログの長期間運用管理において柔軟なキャパシティ管理が可能になるほか、セキュアなAWS環境でログの運用管理を行うため、管理コストの低減が期待できる。

 またAUDIT MASTER 3.0からは、従来対応していたOracle Database(8i以降)に加えてSQL Server 2005/2008とMySQL 5.2以降を新たにサポート。さらに、Windowsイベントビューワ、syslogといったOSのイベントログや、csv形式のログ取り込みについても対応するとのこと。

 価格は、AUDIT MASTER本体が40万円(税別)で、リポジトリとして別途Oracle Databaseが必要。また監視するサーバーに応じたライセンスも必要で、こちらは80万円(税別)から。

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(石井 一志)
2012/9/11 15:44