ファルコンストア、データ復旧自動化ツール新版「RecoverTrac 2.5」
ファルコンストア・ジャパン株式会社は22日、データ復旧自動化ツールの新版「RecoverTrac 2.5」の提供を開始した。
RecoverTracは、「FalconStor Continuous Data Protector(CDP)」「FalconStor Network Storage Server(NSS)」に標準搭載された、物理・仮想環境に両対応するディザスタリカバリ自動化ツール。複雑で時間がかかり、エラーの発生しやすいフェイルオーバー・フェイルバックの処理を自動化。システムやアプリケーションのリカバリから、サービスのリカバリ、そしてデータセンター全体のリカバリまで、必要に応じたきめ細かなリカバリを可能にする。
特にデータを複製するだけでなく、完全なサービス回復までを自動化するのが特長。事前に設定されたプロセスに従って、サーバー、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションの回復を完全に自動化することで、“サービス指向データ保護(Service-Oriented Data Protection:SODP)”を容易に実現するという。
新版では、VMware ESXi 5.0など最新環境をサポート。RecoverTracによる仮想マシン構成確認/設定変更などの統合管理機能も備えた。また、P2Pコンバート/V2Pコンバート機能を追加。VMware/Hyper-V間、他社ベンダーの異機種サーバー間での即時復旧がより柔軟に行えるという。