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SCSK、FalconStor CDPによるBCP/DRソリューションパッケージ

段階的にBCP/DR環境を構築可能

 SCSK株式会社は2日、大容量データの高速バックアップとリカバリを実現するBCP/DRソリューションパッケージ「SCSK FalconStor CDP Expressシリーズ」を発売した。

 米FalconStor Softwareの「FaloconStor CDP」を活用したBCP/DRソリューションパッケージ。「FalconStor CDP ストレージパッケージ」「RecoverTrac パッケージ」「サービスパッケージ」の3点で構成される。

 「FalconStor CDP ストレージパッケージ」は、ローカルバックアップおよびリモートバックアップ用のパッケージで、保護対象データ容量に応じて4つのモデル(4TB/8TB/12TB/20TB)から選択可能。HP製の2Uラックマウントサーバーにて提供する。価格は4TB版が550万円、8TB版が700万円、12TB版が850万円、20TB版が1200万円。

 「RecoverTrac パッケージ」は、システム自動復旧用のパッケージ。「FalconStor CDP ストレージパッケージ」のバックアップデータを利用して、RecoverTracサーバーから仮想サーバーを起動し、保護対象のサーバーを自動復旧する。HP製の1Uラックマウントサーバーにて提供する。価格は300万円。

 「サービスパッケージ」は、「FalconStor CDP ストレージパッケージ」「RecoverTrac パッケージ」を用い、実際にバックアップ・リカバリ環境を構築するサービスパッケージ。「ローカルバックアップ環境構築パッケージ」(300万円)、「リモートバックアップ環境構築パッケージ」(300万円)、「システム自動復旧環境構築パッケージ」(300万円から)の3点が用意される。

 これらパッケージを導入ステップに応じて組み合わせることで、段階的にBCP/DR対策を行えるという。導入ステップ1では「FalconStor CDP ストレージパッケージ」「ローカルバックアップ環境構築パッケージ」を選択してローカルバックアップを実現、導入ステップ2ではFalconStor CDP ストレージパッケージ」「リモートバックアップ環境構築パッケージ」を追加選択してリモートバックアップを実現、導入ステップ3では「RecoverTrac パッケージ」「システム自動復旧環境構築パッケージ」を追加選択してシステム自動復旧を実現するといった具合だ。

(川島 弘之)