HDE、Linuxサーバー管理ソフトとウイルス対策ソフトのRHEL 6.3/CentOS 6.3対応版


 株式会社HDEは24日、Linuxサーバー管理ソフト「HDE Controller X」、Linuxサーバー用ウイルス対策ソフト「HDE Anti-Virus X」において、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.3/CentOS 6.3版を提供すると発表した。8月7日より販売開始する。

 「HDE Controller」は、Webやメール、DNS、メーリングリスト、アカウント管理などの各種サーバー管理に対応したWebベースのサーバー管理ソフト。サービス/リソース/ログの監視、異常検知時のメール通知/スクリプト実行、OSのアップデート機能なども搭載しており、これらの機能はすべてWebブラウザ上から、わかりやすいGUIを使用して操作できるので、システム管理者が「Linuxのコマンドやエディタの使い方を覚えてコンソールから入力、設定を変更する」といった作業が不要になるという。

 一方「HDE Anti-Virus」は、エフセキュアのエンジンを採用したLinuxサーバー向けのウイルス対策ソフト。

 今回はこの両ソフトが、最新版のRHEL 6.3(x86_64版)とCentOS 6.3(同)に対応した。「HDE Controller X」では、ISP/PRO/Virtual/LGの各エディション、「HDE Anti-Virus X」はfor Server/Realtime Scanの両製品が対象となる。

 価格は従来と同様で、例えば一般企業向けの「HDE Controller X PRO」が11万5500円、自治体や官公庁での利用を想定した「HDE Controller X LG」が15万2250円。「HDE Anti-Virus X for Server」の法人向けが3万6750円、「HDE Anti-Virus X Realtime Scan」の法人向けが9万2400円などとなっている。

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