「さくらの専用サーバ」に、SSDやioDriveモデルも最速10分納品の新シリーズ


 さくらインターネット株式会社は、専用サーバーサービス「さくらの専用サーバ」において、高性能ストレージを搭載したモデルが即納可能で、初期費用なしで利用できる「エクスプレスG2シリーズ」を7月31日に提供開始する。

 「さくらの専用サーバ」は、申し込みから最速10分で利用を開始でき、台数上限なく複数台構成が可能な専用サーバーサービス。

 今回新たに追加するエクスプレスG2シリーズは、CPUにIvy BridgeのXeon E3-1230V2 3.30GHz(4コア)を搭載した富士通の「PRIMERGY RX100 S7」を採用。従来の即納モデルは内蔵ディスクにSATA HDDを搭載したサーバーのみだったが、エクスプレスG2シリーズではSAS HDDやSSD、ioDriveを搭載したサーバーも最速10分で利用可能で、初期費用なしで利用できる。

 また、新シリーズの提供に合わせて、ファイアウォールの提供を開始。インターネット側のセグメントをユーザーごとにVLANで構成する「専用グローバルネットワーク」と同時に利用することで、より安全なサーバー運用が実現できるとしている。

 エクスプレスG2シリーズの料金は、内蔵ストレージがSATA 1TB×2(RAID1)の場合は月額1万9800円、SAS 600GB×2(RAID1)の場合は月額2万800円、SSD(Intel 330) 180GB×2(RAID1)の場合は月額2万1800円、SATA 1TB×2(RAID1)+ioDrive(320GB)の場合は月額4万9800円。いずれの場合も初期費用は無料。

 その他の仕様は、CPUがXeon E3-1230V2(4コア)、メモリが標準16GB/最大32GB、標準OSがCentOS 6(64bit)、インターネット接続回線およびローカル接続回線が100Mbps共有回線。

「さくらの専用サーバ」のエクスプレスG2シリーズ
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