富士通、液晶部分を着脱可能なWindows 7のハイブリッドタブレット

STYLISTIC Q702/F

　富士通株式会社は10日、Windows 7を搭載するハイブリッドタブレット「STYLISTIC（スタイリスティック） Q702/F」を発表した。国内では9月の販売開始を予定する。

　「STYLISTIC Q702/F」は、ノートPC形態としても、液晶部分を取り外してタブレット端末形態としても利用できるハイブリッドタブレット。外出先などでタブレット端末として利用できる液晶部分を、拡張バッテリとアナログRGBポート、有線LANポートを装備したキーボード・ドッキングステーションに装着すれば本格的なノートPCとなり、オフィスでのメインマシンとしても利用可能という。

　液晶部分は1366×768ドット表示可能な11.6型で、画面にタッチする直感操作やペン入力での操作も可能だ。CPUはデュアルコアのCore i5-3427U（1.80GHz）を採用し、4GBメモリ、64GB SSD、指紋センサー、Windows 7 Professional（32ビットもしくは64ビット）などを搭載。カスタムメイドでは、128GB SSDや暗号化機能付き128GB SSD、セキュリティチップなどに変更できる。

　バッテリ駆動時間と重量は、液晶部分のみで約4.2時間・約850g、キーボード・ドッキングステーション装着時では約9.5時間・約1.75kg。

　なおこの製品は、8月にRTMが予定されているWindows 8にも対応した設計になっているとのこと。