SCSK、Active Directoryの分散管理や自動設定変更を可能にするソリューション


 SCSK株式会社は9日、Active Directory(AD)の管理負荷を軽減するソリューションを発表した。NetIQの「Directory and Resource Administrator(DRA)」を用いて、柔軟な管理権限の委任、管理レポート作成といった機能を提供する。

 今回SCSKが提供するのは、オンプレミス、クラウドの両環境に対応したAD管理システム。NetIQのDRAを使うことで、ADの標準機能では実現できない、メンテナンスの申請/承認ワークフローと承認後の自動設定変更を行えるようになる。

 また、ADのメンテナンス作業を300に細分化して、必要な権限のみを各グループ会社/事業所のIT管理者へ委任できるので、本社側の管理者の負担を軽減可能。委任させない権限は権限・設定自体を表示させないようにもできる。加えて、ネーミングルールに合致した値のみ入力させ、情報の一貫性を保つ機能を備えているほか、アカウント登録・変更をスクリプトで一括対応することも可能とした。

 さらに、人単位、操作単位での証跡をレポート化する機能を搭載するため、監査対応もスムーズに行えるとのこと。

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