NetIQ、IE9やWindows 7などの最新環境に対応したADリソース管理ツール新版


Directory and Resource Administrator Advanced Edition 8.6の管理者向けコンソール

 ネットアイキュー株式会社(NetIQ)は28日、Active Directory(AD)リソース管理ツールの新版「Directory and Resource Administrator(DRA) Advanced Edition 8.6」を発表した。

 DRA Advanced Editionは、ADの管理を安全に行うためのソフト。IDの申請・承認から、ADとExchangeのIDやメールボックスの作成・変更・削除、300以上の権限、60以上の役割による詳細な権限委任、監査のためのログ収集・保管、レポーティングなどを行うことができる。

 新版では新たに、Windows Server 2008 R2、Windows 7といった新OSを始め、Internet Explorer 9やExchange Server 2010などの最新環境に対応。レポート機能についても、これらをサポートしている。

 また、従来は別のツールをインストールしなくてはならなかったExchange Serverの管理についても、DRAを立ち上げるだけで管理できるようになった。

 なおDRA Advanced Edition 8.6のライセンスは、ADに登録されたユーザーオブジェクトの数以上となるよう、1シート(100ユーザー)ごとでの購入が必要になる。価格は1シートあたり32万円。またワークフロー機能を省いたDRA 8.6は、1シートあたり25万6000円で提供される。

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(石井 一志)
2011/6/28 12:51