ノーチラスの「Asakusa Framework」とアプレッソの「DataSpider Servista」が連携可能に


 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ(以下、ノーチラス)と株式会社アプレッソは3日、ノーチラスのHadoop向け基幹バッチ開発フレームワーク「Asakusa Framework」と、アプレッソのデータ連携(EAI)ソフト「DataSpider Servista」とが連携可能になったと発表した。

 今回両社では、Asakusa FrameworkのHDFS(Hadoop Distributed File System)連携ツールである「Direct I/O」と、DataSpider Servistaの新機能としてアプレッソが2012年下半期の提供を予定している「HDFSアダプタ」の連携を実証実験によって確認した。これによって、基幹システムとHadoopのデータ連携環境構築が迅速化可能なほか、クラウド上のHadoopクラスタを利用し、基幹バッチ実行を高速化できるようになるという。

 また両社では、SAPやSalesforce.com、データベースといった40種類を超えるアダプタ機能を持つDataSpiderと、Hadoop上での大規模基幹バッチシステムに必要なフレームワークを持つAsakusa Frameworkが連携することで、Hadoopを意識することなく複雑な業務システムの開発・運用を実現するとしている。

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