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アプレッソ、大容量データの高速処理を強化したデータ連携ソフト「DataSpider Servista」新版

Hadoop連携アダプタも提供

 株式会社アプレッソは19日、データ連携(EAI)ソフトウェアの新版「DataSpider Servista 3.1」と、データ連携接続用アダプタ「DataSpider アダプタ for Apache Hadoop」を発表した。

 DataSpider Servistaは、企業システムに存在するさまざまなタイプのデータやアプリケーションなどを、ノンプログラミングで連携させることが可能なEAI製品。今回の新版では、処理データを一定の単位で分割し、並列処理によってパフォーマンス向上を図るパラレルストリーミング処理を最適化する「スマートコンパイラ」が実装された。

 従来は、手動での設定が必要だったパラレルストリーミング処理が自動判別で適用されるので、処理全体の最適化を実現し、データ連携処理パフォーマンスが向上するという。また、スクリプト単位でしか適用できなかったパラレルストリーミング処理を部分的に利用できるようにしたことで、複雑な処理であっても高速化のメリットを受けられるとのこと。

 加えて今回は、DataSpiderの処理作成でひんぱんに利用される繰り返し処理機能とCSVアダプタについて、内部ロジックの最適化を行い、パフォーマンス向上を図った。特にCSVアダプタでは、従来の機能に比べ1.5~2倍程度の高速化を達成している。

 さらに、Windows 8/Server 2012に対応したほか、Access 2010、MySQL 5.5/5.6、PostgreSQL 9.2、DB2 10.1とのアダプタを提供。リポジトリとしても、MySQL 5.5/5.6、PostgreSQL 9.2、DB2 10.1をサポートした。

 価格は個別見積もり。なお、保守契約中のユーザーは、最新バージョンへの移行が可能である。

 一方、新規に提供されるDataSpider アダプタ for Apache Hadoopは、Apache Hadoopと連携するためのアダプタ。HadoopのファイルシステムであるHDFS上で、CSVデータの読み取り/書き込み、XMLデータの読み取り/書き込み、ファイルのダウンロード/アップロード、ファイル/ディレクトリ削除、ファイル/ディレクトリ一覧取得などを可能にする。

 価格は50万円(税別)で、年間サポート料金はライセンス料金の20%。DataSpider Servista 3.1以降で利用できる。

石井 一志