NTTデータ、SAPソリューションのグローバル展開強化を目的に新会社を設立


 株式会社NTTデータは28日、SAPソリューションをグローバルに展開する「株式会社NTTデータ・グローバルソリューションズ」を、2012年7月2日付けで設立すると発表した。グループ内のSAP関連事業を新会社へ移管し、10月1日からの営業開始を目指す。

 今回の新会社設立は、日系企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要への対応が目的。NTTデータグループでのSAP事業の中核を担う会社を設立し、国内のグループ会社に分散しているSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図るという。

 具体的には、NTTデータのSAP事業、NTTデータソルフィスのSAP事業、およびクニエのSAP-AMO(Application Management Outsourcing)事業を10月1日に新会社へ集約・統合するとのこと。なお、NTTデータソルフィスのSAP以外の事業は、同日付でNTTデータビジネスシステムズに移管される予定。

関連情報
(石井 一志)
2012/6/28 15:28