日立、メール・スケジュール機能をSaaS形式で提供するサービス~セキュリティ/アーカイブ機能も用意


 株式会社日立製作所(以下、日立)は21日、SaaS型グループウェア「情報共有基盤サービスGroupmax Collaboration Edition」(以下、Groupmax Collaboration Edition)のラインアップに、メール機能とスケジュール機能に特化した「情報共有基盤サービスGroupmax Collaboration Edition メール・スケジュール機能版」(以下、メール・スケジュール機能版)を追加すると発表した。6月22日から利用申し込みを受け付ける。

 Groupmax Collaboration Editionは、メールやスケジュール管理、電子会議室、ファイル共有、コミュニティ管理などのグループウェア機能をSaaS形式で提供するサービス。2010年3月より開始されている。

 今回発表されたメール・スケジュール機能版は、その中からメール、スケジュールに関連する機能を取り出したもの。メール機能については、ウイルスチェックやスパム対策、誤送信防止などのセキュリティ機能を提供するほか、メールデータを長期保管ストレージに保存するメールアーカイブ機能も用意した。また、万一のサーバー障害でメールが失われるのを防ぐため、障害の直前から24時間前までに送受信したメールを復旧できる、日立独自のメールバックアップ機能を備えている。

 なお、これらのサービスは、堅牢・高信頼が特徴の日立のクラウドサービス拠点「Harmonious Cloudセンタ」で運用され、そこから高セキュリティのネットワークを介してSaaS形式で提供されるので、ユーザーは安心してメールシステムなどを利用できるとのこと。

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(石井 一志)
2012/6/21 13:54