ソフトウェアAG、ビジネスプロセス評価ツールの新版～ダッシュボード作成ツールなどとの連携を強化

　ソフトウェア・エー・ジー株式会社（ソフトウェアAG）は30日、ビジネスプロセスを評価するツールの新版「ARIS Process Performance Manager（PPM） 5.1」の日本語版を提供開始すると発表した。

　ARIS PPMは、ビジネスプロセスを速度、コスト、品質、数量といったの観点から自動評価し、経営層がビジネスプロセスを最適化するための判断材料を提供するソフト。新版では、グラフィカルで理解しやすいダッシュボードを作成できるツール「ARIS MashZone」との連携が強化され、ARIS PPMのグラフやデータソースをARIS MashZoneと容易に共有できるようになった。これにより、業務プロセスの見える化に加えて、さまざまなデータの分析を直感的に行えるようになるという。また、ARIS PPMとARIS MashZoneのシングルサインオン機能も追加された。

　さらに新版では、Time Range Dimension（時間範囲次元）機能が追加され、月末・月初時点での業務ステータスの把握が可能になったことで、仕掛プロセスなどの分析に対応。加えて、SAP SDモジュール向けのアドオン「Content Package for SAP SD（Sales and Distribution）」の機能強化や、コピー＆ペーストなどの簡単な操作でARIS PPMのグラフをMicrosoft Officeやほかのアプリケーションにコピーできる機能なども追加されている。