タブレット向け電子フォーム「NOREN e.Form Server」にタイムスタンプ機能追加


 株式会社アシストは23日、タブレット端末向け電子フォームシステム「NOREN e.Form Server」にタイムスタンプ機能が標準搭載されたと発表した。

 同製品は、韓国I-ON Communications開発のタブレット端末向け電子フォームシステム。紙媒体の申込書やアンケートを電子化することで、紙コストの削減や手書き情報をシステムに入力する手間の削減などに貢献する。

 電子フォームを作成、配信、保存する「e.Formサーバ」と、電子フォームを表示してデータ入力や写真の添付を可能にするタブレット端末上の「e.Formアプリケーション」で構成される。

 今回、新機能としてタイムスタンプ機能を標準搭載した。

 電子データは改ざんが容易なため、「NOREN e.Form Server」を利用した電子文書においても、「いつの時点で申し込み(契約)が行われたか:存在証明」と「申し込みをした後で不正に内容が変更されていないか:完全性証明」をコンプライアンスの観点から立証可能にしておくことが求められる。

 新機能により、この「存在証明(タイムスタンプの日時にその電子文書が存在した)」と「完全性証明(タイムスタンプの日時からその電子文書が改ざんされていない)」の2つの証明することが可能となった。

 動作環境は、e.FormサーバがWindows Server 2008(64ビット)、JDF/JRE 1.6(64ビット)、Tomcat 6.0(64ビット)。e.FormアプリケーションがiPad 2、Android 3.x。

 価格は、サーバーおよびタブレット端末10台までで114万4000円(税別)から。

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