富士通SSLのペーパーレス会議システム、新型iPadに対応


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は30日、ペーパーレス会議システム「WebコアConference」で、新型iPadへの対応を開始した。

 WebコアConferenceは、サーバーに登録した会議資料を、無線LAN経由で会議参加者の端末に表示するペーパーレス会議システム。iPad、富士通製Androidタブレット(ARROWS Tab)、富士通製スレートPC(STYLISTIC Q550/C)の各端末に対応しており、今回新型iPadにも対応した。

 新型iPadへの対応に合わせて、iPad版アプリの機能も強化。URLで指定されたサイトやファイルにアクセスできるウェブブラウザー機能や、資料の全ページを一覧で表示するサムネイル表示機能を追加。また、別資料へのリンクを付箋紙に登録して簡単にページを遷移できるしおり機能や、スライダーバーをより高速化したページめくり機能、iPad上で資料にラインを引けるマーカーペン機能、書棚に並んだ資料の表紙を拡大表示するプレビュー機能が追加された。

 富士通SSLでは、WebコアConferenceは今後も最新の機種、OSのリリースに順次対応していくとして、富士通製7型新Androidタブレット「STYLISTIC M350/CA2」への対応も近々予定していると説明。また、遠隔地間での会議におけるWebコアConferenceの利用にも対応予定としている。

 WebコアConferenceの販売価格は、サーバーサイセンスが63万円。クライアントライセンスが1ライセンスあたり2万1000円。

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