富士通SSLのペーパーレス会議システム、富士通製スレートPCに対応


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は8日、ペーパーレス会議システム「WebコアConference」を、10月より富士通製スレートPCに対応させると発表した。

 WebコアConferenceは、サーバーに登録した会議資料を無線LANを経由し、会議参加者が使用する端末の画面に表示するペーパーレス会議システム。株式会社ウィズダムウェブが開発した「Wisdom Web Conference」をベースとしている。

WebコアConferenceのシステム概要

 従来、iPadに対応していたが、富士通グループの顧客からの要望に応え、富士通製スレートPC「STYLISTIC Q550」に10月より対応させる。同スレートPCでも画面タッチによるページめくりをはじめ、資料の拡大縮小表示、手書きメモや付せんの張り付けなど、iPad同様の機能と操作性を実現する。

 iPad、STYLISTIC Q550のほか、STYLISTIC Q550同等以上のスペックのWindows 7搭載スレートPCで動作するとのこと。

 WebコアConferenceの価格は、5ライセンスパックが99万7500円、10ライセンスパックが115万5000円、20ライセンスバックが147万円。いずれもサーバーライセンス1台分とクライアントライセンスを含む。

 出荷開始は10月末から。2年間で1000サーバーライセンスの出荷を目指す。

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