SaaS型無料プロジェクト管理サービス「ブラビオ・プロジェクト」最新版
5名まで無料で利用できるSaaS型プロジェクト管理サービス「ブラビオ・プロジェクト 2.0」。新iPad、iPhoneにも対応する |
ブラビオ株式会社は28日、プロジェクト&タスク管理サービス「ブラビオ・プロジェクト 2.0」を発表した。
「ブラビオ・プロジェクト」は2010年10月にサービス開始したWebブラウザーから利用可能なSaaS型プロジェクト管理サービス。Google App Engineを利用しており、コミュニケーション機能も備える。5ユーザー/50MBまでは無料で利用できる。6人以上で利用したり、50MBを超える容量が必要な場合は、10ユーザー/1GBで3150からの有料プランが用意されている。3月27日時点で、導入社数は3万社を超える。
今回発表した「ブラビオ・プロジェクト2.0」は、ユーザーの要望などを受けて100カ所を超える改修と、20を超える新機能を搭載。また、ベースエンジンであるGoogle App Engineの改良により、最大10倍の高速化を実現したという。
新機能としては、担当者ごとに、担当する複数のプロジェクトを一覧表示できる「プロジェクト横断ビュー」機能や、プロジェクトを複数のタスクに分けた場合に、ひとつのタスクが終わったら次のタスクの担当者にメールで知らせる「タスクリンク」機能、タスクごとに達成率を表示する「達成率表示」機能などを装備。
また、表計算ソフトのツールバーのような設定専用のツールバーを新たに用意。メンバーの追加やコピー&ペーストなどがツールバーのアイコンを選択するだけで行えるようになった。ベータ機能として「CSVファイルの入出力」および「エクセルファイルへの出力」にも対応している。
そのほか、要望の多かった100人以上の大規模導入において、ユーザー管理機能の改善や各種カスタマイズなどにも対応できる体制を整えた。
対応するWebブラウザーは、パソコンではInternet Explorer 7.0以上、Safari 4.0以上、Google Chrome 10.0以上、Firefox 3.6 以上。iPad、iPhoneでは標準ブラウザーであるSafariで動作確認済み。
CSVファイルの出力に対応。表計算ソフトで読み込んで加工や利用ができる | プロジェクト横断確認画面。複数プロジェクトを横断して、スタッフ1人ずつの作業量が把握できる |
タスクリンク機能。タスクが終わった時に、リンクした次のタスク担当者にメールで知らせる | 達成率が表示可能に |
ツールバーを装備。メンバーの追加などがワンクリックで行える | タスクとは別に、経営会議や発表会など複数のマイルストーンを設定可能 |