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5人まで無料のSaaS型プロジェクト管理「ブラビオ・プロジェクト」がver3.0に
共有する情報の範囲を限定できるゲスト機能などを追加
(2013/7/29 11:30)
ブラビオ株式会社は7月29日、5人まで無料で利用できるSaaS型プロジェクト管理ツールの最新版「ブラビオ・プロジェクトver3.0」のサービスを開始した。
Ver3.0では、新たに外部メンバーとプロジェクト共有できる機能を備えた。ユーザー属性を「管理者」「スタッフ」「パートナー」「ゲスト」の4つに分類。社外メンバーはプロジェクト内のタスク単位で招待でき、1つのプロジェクトを共有する「パートナー」とプロジェクト内のタスク1つだけを共有する「ゲスト」に分けられる。これにより、社外メンバーと必要な情報を共有しながら、社外メンバーに公開する必要のない情報を保護することが可能になった。
5人までの無料プランも有料プランも、プランのユーザー数上限まで、通常ユーザーとゲストを自由に振り分けて利用できる。有料プランの場合は、通常ユーザーもゲストも一律月額315円となり、契約は10ユーザー単位となる。
また、「一括エクセル出力」機能も新たに装備。社内での中間報告や受注クライアントへの進捗報告も簡単に作成可能になった。
ガントチャート機能では、各タスクに対して進行中・着手済・順調などの状況表示や、パーセント表示で進捗率の入力が可能になった。チャートのバーが進捗率のパーセント表示バーを兼ねており、ひと目で進捗率を確認できる。ブラビオに寄せられた2000以上の要望の中で進捗率表示がいちばん多かったという。
プロジェクトを串刺しで表示できる「グループカレンダー」も装備。プロジェクトをまたいだ〆切ビューやチャート表示、リスト表示などにより複数プロジェクトの状況把握やタスク管理を容易にした。「非公開」機能も備え、情報共有の範囲を管理するためにグループを分けて運用していたようなケースでも、1つのグループで安全に情報共有ができるようになった。
プロジェクトの進捗状況を「見える化」するビューが簡単な操作で利用できるのがブラビオの特徴で、「グループカレンダー」ではグループ内のプロジェクトを横断してカレンダー表示で一覧でき、プロジェクトのトップのサマリー画面では、タスクリストを円グラフや棒グラフを用いて可視化することで、プロジェクトの進捗状況やどのスタッフが多くのタスクを抱えているのかなどを簡単な操作で一覧できる。
「ブラビオ・プロジェクトver3.0」は、5ユーザーまで無料で、有料プランは10ユーザー/容量1GBで月額3150円(1ユーザーあたり月額315円)から。利用企業は5万社を超えるという。
なお、バージョンアップを記念して、既存ユーザー、および10月24日までに有料プランへの設定が完了しているユーザーに対して「解約するまでずっと使える10ユーザー分のゲストチケットを無償配布する。既存ユーザーはとくに申し込みなどは必要なく、「ブラビオ・プロジェクトver3.0」のリリース後、自動的にグループ設定内にチケットが届けられる。