NEC、M2Mソリューション「CONNEXIVE」に回線提供サービスを追加
NECは15日、M2Mソリューション「CONNEXIVE」に回線提供サービスを追加したと発表した。同日より販売を開始し、4月2日より利用可能とする。
新サービスは、モバイル回線などを利用した回線接続を提供するサービス。CONNEXIVEにおいて、システム基盤をクラウドで提供する「CONNEXIVEクラウドサービス 基盤提供サービス」の基本メニューとして追加する。
同基盤提供サービスは、M2Mサービスを支えるシステム基盤に求められる接続機器の認証・制御機能、各機器からのデータ収集・蓄積機能などを通信事業者や企業へクラウドサービスとして提供するもの。今回、回線提供サービスを基本メニューに追加することで、NECはサービス、デバイス、回線が利用可能なM2Mサービスを、世界170カ国以上でワンストップに提供可能となる。
ユーザーはデータセンターへの専用回線を別途開設することなく、すぐにM2Mサービスを利用できるのがメリット。NECは今後、複数の通信事業者と協業することで、ニーズにあった最適な回線サービスを利用できるようにしていく方針。
同基盤提供サービスの価格は、基本使用料が50万円/月から。
NECではCONNEXIVEを継続的に強化することで、今後2年間に同ソリューションについて500億円の売り上げを見込む。