富士通、Xeon E5搭載の2ソケットサーバー4製品を発売
PRIMERGY RX350 S7 |
富士通株式会社は7日、1Uラック型「PRIMERGY RX200 S7」、2Uラック型「同 RX300 S7」、4Uラック型「同 RX350 S7」、タワー型「同 TX300 S7」のサーバー4製品を発表した。いずれも、インテルの最新のサーバー向けCPUである「Xeon E5ファミリ」を搭載した2ソケットモデルで、同日より販売を開始する。
新製品は、最新の2~8コアCPUを搭載可能とするほか、高速なDDR3 1600メモリを最大24枚まで搭載でき、最大384GBの大容量を実現。80PLUS プラチナ認定を取得した高効率電源や、冷却ファンの回転数を制御する機能(RX200 S7のみ)によって省電力化も実現している。
信頼性の面では、同一メモリチャネルの中で予約したメモリランクをスペアメモリとして用いる「ランクスペアリングモード」をサポート。従来モデルにおけるスペアメモリ機能と比べて、より多くのメモリ容量をシステムメモリとして利用可能となった。さらにRX200 S7では、サーバー内蔵型バッテリー装置を提供するため、大型UPSなどの専用ファシリティがなくとも、電力の供給瞬断への対策を行えるとのこと。
価格は、RX200 S7が29万3900円(税別)から、RX300 S7が33万5900円(税別)から、RX350 S7が38万900円(税別)から、TX300 S7が32万900円(税別)から。なおブレードサーバーについても、Xeon E5搭載モデルを3月中に販売開始する予定としている。