ゾーホー、対応機種を拡充したファイアウォールログ解析ツール新版


 ゾーホージャパン株式会社(ゾーホー)は10日、ファイアウォール(FW)/プロキシのログ解析ツール新版「ManagerEngine Firewall Analyzer 7.2」を発売した。

 Firewall Analyzerは、FW/プロキシサーバーのログ解析ツール。ログから、時間ごとのトラフィック使用量やあて先、使用プロトコルなどの詳細な情報を抽出し、分かりやすいレポートにまとめてくれる。

 新版では、対応機器として新たにPalo Alto PAシリーズ、Juniper SSL-VPN 6500、Check Point VSX、FortiGate Webfilter/DLP/PSモジュール/IPSec VPNをサポートした。

 加えて、CiscoとFortiGateの仮想ファイアウォールにも対応。Cisco機器上で論理的に分離された複数の仮想FW、FortiGateシリーズの仮想FW(VDOM)を別々のデバイスとして管理できるという。

 このほか、レポート機能のを強化。FortiGate向けにアプリレポート機能、Netscreen向けに特定のインターフェイスのSNMPライブレポート機能を搭載した。また、帯域使用率によるアラート生成機能、自己監視(ディスク容量、Syslogポート)によるアラート生成機能も追加された。

 価格は、基本的なログ解析・アラート通知が可能な「Professional Edition」が20万2000円、アラート通知やユーザー権限管理などを詳細に行える「Premium Edition」が30万4000円、2階層分散構成に対応する「Distributed Edition 20デバイスパック」が357万円。

関連情報
(川島 弘之)
2012/2/10 17:01