ラネクシー、仮想環境への対応を強化したPC操作ログ管理ソフト「MylogStar」の新版

　株式会社ラネクシーは23日、PC操作ログ管理ソフトの新版「MylogStar 2.5 Release 9」を発表した。仮想化環境への対応を拡充したほか、低価格版の機能も強化されている。新版は同日より販売を開始する。

　「MylogStar」は、PC操作ログをカーネルレベルで収集、保存、分析するソフト。管理対象となるサーバー、クライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイルなどの操作内容やイベントを記録して、不正行為や情報漏えいの経路を「見える化」し、業務プロセスの改善に有効活用できる。

　今回の新版では、シンクライアント環境の増加に伴って、VMwareおよびCitrixの最新仮想化ソリューションをサポートした。具体的には、VMware View 5、Citrix XenDesktop 5.5、Citrix XenApp 6.5といったクライアント/アプリケーション仮想化製品と、VMware ESXi 5、Citrix XenServer 6.0の両サーバー仮想化製品に対応している。このほか、データベース製品への対応も拡充され、SQL Server 2008 SP3、SQL Server 2008 R2 SP1をサポートした。

　また、低価格版「MylogStar 2.5 Light」の新版「MylogStar 2.5 Light Release 9」では、インターネットログの取得・閲覧を始め、くし刺しログの閲覧、システム日付制御などの機能が利用できるようになっている。