住電情報、ヘルプデスク業務を支援する「楽々SupportSite」新版


 住友電工情報システム株式会社(以下、住電情報)は12日、ヘルプデスク業務支援システムの新版「楽々SupportSite Ver.1.2」を発売した。

 楽々SupportSiteは、顧客や社員からの問い合わせに対応するヘルプデスク業務を支援する製品。問い合わせ登録、回答、回答状況をWebブラウザで一元管理し、複数人で情報を共有。問い合わせ対応を効率化するととともに、質問者へのサービス向上も図れる。

 また、利用規模の拡大にもフレキシブルに対応し、業務内容に応じてノンプログラミングで簡単にデータ項目を追加したり、画面レイアウトを変更したりすることが可能。問い合わせの集中が予測される新規サービスに対するヘルプデスクも短期間に構築できるという。

 新版では、メール登録・回答機能を搭載。メールからの問い合わせをそのままシステムに登録し、回答はシステムからメールで返信できるようになった。わざわざサポートサイトにログインしなくても質問をメールでやり取りできるため、利便性が向上するとしている。

 利用者へのお知らせメール一斉送信機能も追加した。通知したい内容をサポートサイト利用者の中から選択してメール送信可能。管理者はメールの送信履歴も確認できる。これにより、製品サポートやメンテナンス情報の迅速な告知が実現する。

 また、質問登録・回答画面でリッチテキスト入力に対応。質問や回答について重要な個所を強調するなど、入力者の意思を明示的に反映できるようになった。

 価格は、登録ユーザー(利用者とオペレータ・回答担当者)1000名までで200万円(税別)、ユーザー無制限で500万円(同)。

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(川島 弘之)
2012/1/13 17:00