ブルーコート、動画利用状況の可視化に対応したレポーティングツール新版


 ブルーコートシステムズ合同会社(ブルーコート)は26日、レポーティングツール「Blue Coat Reporter」において、新版の「同 9.3」を発表した。動画の利用状況を可視化する機能が追加されている。

 Blue Coat Reporterは、プロキシ製品「Blue Coat ProxySG」のログを解析することにより、企業のWeb利用を可視化するレポーティングツール。新版では、動画に特化した新しいタブが追加され、動画の利用情報を一元的に可視化できるようになった。

 具体的には、従業員がアクセスする上位10の動画サイト、ならびに各サイトが消費する帯域を見られるほか、帯域消費の激しい従業員や部署の上位10人・部署とその消費帯域、動画配信に使用される上位10のプロトコルあるいはその手法なども確認できる。

 ラインアップには、保存および分析を行うログの最大行数に応じて、無償の「Standard Edition」(最大5000万行まで)、「Enterprise Edition」(最大25億行まで)、「Premium Edition」(最大100億行まで)の3つが用意された。

 なお新版は、Blue Coat Reporterを利用中で、現在有効なサポートサービスまたはサブスクリプションライセンスを契約しているユーザーに対して、無償で提供される。

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