東陽テクニカ、40GbE対応のネットワークモニタリングスイッチ


 株式会社東陽テクニカは9日、40Gigabit Ethernet(GbE)対応のネットワークモニタリングスイッチ「Anue 5288型Net Tool Optomizer」の出荷を開始した。

 Anue 5200シリーズは、複数のネットワーク監視・管理ツールに対して最適化された回線トラフィックを供給することで、ネットワーク監視・管理ツールの運用効率を引き上げるスイッチ製品。監視対象のネットワーク回線からの入力トラフィックに対して、接続環境や目的に応じて「アグリゲーション(集約)」「フィルタ」「メディア変換」「複製」「振り分け」処理を行い、ネットワーク監視・管理ツールに適切に出力できる。

 ネットワーク監視・管理ツールとしては例えば、ネットワークアナライザ、セキュリティ機器(IPS)、NetFlow/RMONプローブ、パケットレコーダ、ネットワークフォレンジックツールなどに対応する。

 最新版のAnue 5288型では、1/10/40GbEに対応し、データセンターや通信事業者の高速・広帯域回線を効率化する。2Uラックマウント型の筐体に最大64ポートを収納。1G SFP×64ポート、10G SFP+×64ポート、40GB QSFP+×16ポートなどの構成を取れる。価格は1300万円(税別)から。販売目標は15台(シリーズ合計100台)。

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(川島 弘之)
2011/12/9 12:08