IaaS「GMOクラウド Public」、マルチ・ハイパーバイザーに対応


 GMOクラウド株式会社は7日、パブリッククラウドサービス「GMOクラウド Public」を機能拡張し、15日より提供すると発表した。

 GMOクラウド Publicは、システム規模に応じたリソースの増減がいつでも行えるパブリック型IaaSサービス。

 今回、KVMとXenの2種類のハイパーバイザーに対応。ハイパーバイザーの異なるVMを複数作成してシステムを構成するなど、柔軟な運用が実現する。VM数は無制限。VMごとに仮想CPUやメモリ、ディスク容量、帯域幅などの設定でき、運用状況に応じて1時間単位でのリソース増減できる。

 性能面では、ベンチマークテストの結果、従来比約4倍の高パフォーマンスを実証したという。

 機能面では、オートスケールやオートフェイルオーバーなど高可用性機能を標準搭載。遠隔操作でクラウド環境を運用監視できるiPhone/Androidアプリ「雲パネル」も近日中に提供する予定。

 サポート面では、無料の24時間有人サポートを提供。クラウド上の各種作業をGMOクラウドのエンジニアが代行する有料サポートも用意する。

 価格面では、データ転送量のコスト(トラフィック課金)は一切なく、「高品質なサービスを低価格で提供することにこだわった」(同社)。

 料金プランは「従量課金」と「月額課金」の2種類。月額課金プランでは、仮想CPU1コア/2GBメモリ/30GB HDDで2400円の「パック1」から、仮想CPU12コア/128GBメモリ/30GB HDDで9万6000円の「パック13」までラインアップをそろえた。

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