JPNIC、 誰でも利用できるIPv6の検証環境を無料で提供
社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は5日、IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースおよびIPv6普及高度化推進協議会の協力のもと、IPv6テストベッド(検証環境)を無料で提供すると発表した。場所は、慶應義塾大学新川崎タウンキャンパス(神奈川県川崎市幸区)。
これからIPv6に対処しなければならない状況にある企業や団体向けに提供するもので、自社ネットワークのIPv4/IPv6デュアルスタック化やサーバー/アプリケーションのIPv6化、デバイスのIPv6化に向けた検証試験を行える。テストベッドでは、IPv4とIPv6インターネットコネクティビティのほか、マルチホーム環境も提供する。
使用期間は、使用開始から1カ月程度。IPv4アドレス枯渇対応タスクフォースとIPv6普及高度化推進協議会の専門メンバーが、検証システムの設計、コンサルティング、検証作業補助などで協力する。
テストベッドの提供期間は、2013年3月末までの予定。JPNICにメールで申し込み後、利用の可否について通知がある。