スマートスタイル、年額2万9800円からのコミュニティ版MySQL向けサポートサービス


 株式会社スマートスタイルは28日、以前から提供している「MySQL運用・保守」のサービスを刷新し、「MySQL保守サポートサービス」として提供すると発表した。「MySQL保守スタートアップサポートサービス」「MySQL保守スタンダードサポートサービス」「MySQL保守プレミアムサポートサービス」の3つがラインアップされており、いずれもコミュニティ版を対象とする。

 このうち「MySQL保守スタートアップサポートサービス」は、初めてMySQLを利用する企業や、小規模なシステムでMySQLを運用している企業向けのサービス。従業員数50名以下の法人のみで利用でき、年額2万9800円(税別)でメールによるQ&A対応(年間2インシデントまで)を受けられる。またMySQLサーバーは、シングルマスタ構成のみが対象。インシデントは1つあたり1万円(税別)で追加できる。

 2つ目の「MySQL保守スタンダードサポートサービス」は、本格的にMySQLを運用している企業向けへのサポートサービス。メールでのQ&A対応(年間5インシデント)に加えて、MySQLが安定稼働しているか、将来的に動作が不安定な要素がないか、ハードウェアの性能を十分に生かせているかといった、MySQLの運用負荷状況を確認するレポート「DB診断サービスLite」を提供する。

 価格は年額9万8000円(税別)で、こちらも追加インシデントは1つあたり1万円(税別)。なお、MySQLサーバーはシングルマスタ構成とマスタ/スレーブ構成を対象とするが、標準価格内でのスレーブの台数は1台までとのことだ。

 最上位の「MySQL保守プレミアムサポートサービス」は、大規模で高負荷のMySQLを運用する企業向け。Q&A対応を回数無制限(メール、電話とも)で受けるほか、独自スクリプトを用いたログ解析を実施し、MySQLの運用負荷状況、運用改善するための最適なパラメータなどの情報をレポートして提供する。さらに、データベースエンジニアによる年間5回のオンサイト対応(年間3回のオンサイト定期診断含む)も受けられるとのこと。価格は年額198万円(税別)。

 3つのサービスは、いずれもMySQLサーバー単位での契約となり、対応時間は土日祝日を除く平日9時~17時。

 スマートスタイルでは3サービス合計で、年間300ユーザー以上の契約・販売を見込んでいる。

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