リコージャパン、Exchange/SharePoint環境を改修・拡張する“リフォーム”サービス


 リコージャパン株式会社は、Exchange Server、SharePoint Serverのシステム改修や機能拡張を行う「.NET環境 リフォームサービス」を、11月9日より開始する。システム改修はリコーITソリューションズ株式会社が担当するほか、導入・運用支援はリコーテクノシステムズ株式会社が担当するなど、リコーグループ各社が連携してサービスを提供するとのこと。

 「.NET環境 リフォームサービス」は、既存のグループウェア環境を活用しつつ、改修してさらに使いやすくするためのサービス。リコーグループがグループウェアを活用して取り組んで生きた業務プロセスの実践ノウハウ、顧客導入事例をもとに、20種類のサービスメニューを用意した。これらのサービスによって、申請業務を効率化するワークフローの構築、モバイル、スマートフォン対応、災害対策などを、使いやすいインターフェイスで提供するという。

 サービスの提供にあたっては、顧客企業の課題やニーズを「改善ニーズチェックシート」を用いて明確化。「業務プロセス改善」「活用度の向上」「操作性の向上」などの項目に分類して、リフォーム内容を検討する。

 メニューの例として、業務改善(申請業務の効率化)では、リコーITソリューションズのワークフロー作成ツール「R@bitFlow」を利用した、稟議(りんぎ)関連業務の電子化が可能。また操作教育を提供し、業務の変化に柔軟かつ短期間で対応できるようにするとのこと。価格は基本的に個別見積もりとなるが、「R@bitFlow」のスタンダード版は480万円(税別、ハードウェア費用を除く)から。

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(石井 一志)
2011/11/9 09:00