サイトロック、クラウド向け運用監視サービス「Site Care Cloud」


 サイトロック株式会社は、クラウド向け運用監視サービス「Site Care Cloud」を11月1日より提供する。第1弾として、Amazon EC2に対応した「Site Care Cloud for Amazon EC2」をリリースし、順次対応するパブリッククラウドサービスを増やす予定。

 Site Care Cloudは、パブリッククラウド環境上で稼働するシステムに最適化した運用監視サービス。他社が提供しているシステム外部のみの監視にとどまらず、独自開発のシステム内部監視ツール「T-BOX」をクラウド対応したことで、ユーザー視点での外部監視(HTTPやSMTPなどの死活監視)と内部監視(個々のプロセスやリソースなどの監視)を一元的に行えるという。

 そのほかの特長としては、24時間365日の運用体制、通知テーブル(通知先・通知順序・通知手段などを設定)による障害通知、運用/監視状況のWebインターフェイスでの情報提供、統合環境(データセンター、パブリック/プライベートクラウド、オンプレミスなど)への発展が可能な上位サービスへのアップグレードなどが挙げられる。また、監視のほか、バックアップ作業や障害対応などの運用作業もパッケージとしてサービス提供する。

 想定価格は、初期費用が5万4600円/アカウント、月額費用が3万9900円/インスタンス。

関連情報
(川島 弘之)
2011/10/25 15:39