米Heroku、Ruby作者のまつもとゆきひろ氏をチーフアーキテクトに招聘


 salesforce.com傘下の米Herokuは12日(米国時間)、Ruby開発者のまつもとゆきひろ(松本行弘)氏を、Rubyチーフアーキテクトに迎えたと発表した。

 Herokuは、RubyベースのPaaSを手がける企業。1995年に発表されたRubyは、以来大規模なエコシステムとして急成長。現在100万人を超える開発者に愛用され、HuluやTwitterなどでも活用されているという。

 まつもと氏は、Heroku開発チームの一員として、今後もRubyコミュニティと密接に協力しながら、日本初の開発言語のグローバル化に貢献する。なお、引き続き、島根県に本社を置くネットワーク応用通信研究所のフェロー、および楽天技術研究所のフェローを兼任する。

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