アシスト、Oracle Databaseを基盤とした目的別の「DODAIソリューション・パッケージ」3種類


 株式会社アシストは6日、Oracle Databaseを中核としたデータベース基盤ソリューション「DODAIシリーズ」に、利用目的に応じソフトウェア構成を最適化した「DODAIソリューション・パッケージ」を追加し、同日より提供開始する。

 DODAIは、データベースシステム構築に最適なハードウェア/ソフトウェアの選定から、導入後の保守サポートまでをセットにしたデータベース基盤ソリューション。今回の「DODAIソリューション・パッケージ」では、Oracle Database Enterprise Editionを中核に、「高可用性」「大規模データ対応」「セキュリティ」の3つに構成を最適化した。

 このうち「高可用性」については、Oracle RAC(Real Application Clusters)によるクラスタ技術と、とOracle Enterprise Managerによる管理機能を実装し、基幹システムやECサイトなど、高い可用性と信頼性が必要となるシステム向けに提供する。

 また「大規模データ対応」では、大規模データウェアハウス(DWH)の構築に最適なOracle Partitioningを実装し、「DODAI DWHソリューション・パッケージ」を用意した。このパッケージでは、大量に蓄積されたデータから、迅速に企業活動に必要となる情報分析を可能にする。

 最後の「セキュリティ」では、Oracle Advanced Securityによるネットワーク、データベース暗号化、認証機能を組み合わせ、「DODAIセキュリティ・ソリューション・パッケージ」としてパッケージ化した。これを用いることにより、コンプライアンスの強化を実現可能なほか、必要に応じて、Oracle Active Data Guardを活用した、事業継続を支えるための節電/災害対策サイトの構築も行えるとのこと。

 なおアシストでは、これらのDODAIソリューション・パッケージに事前検証済みのハードウェア、各種構築支援を組み合わせることで、短期間でのデータベースシステム構築が可能になるとしており、2012年3月末までに20社への導入を目標としている。

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