レッドハットとNTT Com、クラウド分野での協業を拡大


 レッドハット株式会社は14日、クラウド分野における、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)との協業を拡大すると発表した。この提携強化を受けNTT Comでは、自社のクラウドサービス「Bizホスティング ベーシック」の基盤として、KVMハイパーバイザーをベースとした仮想化ソリューションであるRed Hat Enterprise Virtualization、およびRed Hat Enterprise Linuxの採用をさらに拡大するという。

 両社は2010年4月にクラウドにおける協業を発表し、NTT ComはRed Hat Premier Certified Cloud Partnerに認定されている。また同時にNTT Comは、Red Hat Enterprise Virtualizationをクラウドの標準仮想化レイヤとして採用したほか、Bizホスティング ベーシックのゲストOSとして、Red Hat Enterprise Linuxを提供してきた。

 今回の提携強化では、NTT ComがRed Hat Enterprise Virtualizationの利用を拡大。NTT ComのサービスにおいてRed Hat Enterprise LinuxをゲストOSとして利用することにより、オンプレミスの環境と変わらない高いレベルのセキュリティ、スケーラビリティ、サービスを享受できるようになるとしている。

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