マカフィー、クラウドレピュテーション機能を備えたネットワークIPS新版
マカフィー株式会社は12日、ネットワークIPS(不正侵入防止)ソリューション「McAfee Network Security Platform」の機能強化を行うと発表した。インラインでのボットネット対策機能などを追加し、4月18日より提供を開始する。
McAfee Network Security Platformは、ネットワーク上の機器を保護するためのIPSアプライアンス。今回は、クラウドベースの独自セキュリティ技術基盤「Global Threat Intelligence」が持つ、ファイルおよびWebサイトの評価機能「レピュテーションインテリジェンス」によって、インラインでのボットネット対策が可能になった。Global Threat Intelligenceでは、6000万件を超えるマルウェアのサンプルや、毎月20億件以上のIPレピュテーションクエリに基づくWebレピュテーションを提供しており、より迅速・正確なボットネット検出と防止を実現するという。
また、トラフィックのリダイレクト機能を搭載したことによって、情報漏えい防止ツール、ネットワークフォレンジック、高度なマルウェア分析ツールといった、自社・他社製品との連携に対応し、任意のネットワークトラフィックをさらに精査することが可能になったとしている。