テックリンク、定額制を採用したメールアーカイブサービス


 株式会社テックリンクは11日、企業向けメール保存サービス「メールアーカイブサービス」を発表した。定額制の料金体制を採用したのが特徴。

 メールアーカイブサービスは、企業内で保存されたメールをすべて保存するSaaSサービス。送受信されたメールを保存し、添付ファイル内も検索可能。サーバー、ディスク、電源ユニットを冗長化し信頼性を確保するほか、迷惑メールを排除するフィルタリング機能も標準で搭載している。

 最大の特徴は、ディスク容量を2段階に絞った定額制の料金体制を採用している点。同社では「従量制より安価に利用できる」とアピールしている。予算化できる点もメリットとなる。価格は、スタンダード100モデル(500名規模、100GB)が23万円(税別)/月、エンタープライス100モデル(1000名規模、100GB)が36万円(税別)/月。このほか、大容量250GBの250モデルも用意している。

 同社では、2012年3月末日までに500社の導入を目指す。

関連情報
(川島 弘之)
2011/4/11 13:09