日本オラクル、パートナーによる中堅企業向け短期導入ソリューションを拡充
日本オラクル株式会社は4日、ビジネスアプリケーションにおける、中堅企業向け短期導入ソリューションを拡充すると発表した。同分野のパートナー向けプログラム「Oracle Accelerate」を通じ、8社のパートナーが15種類のソリューションを提供開始する。
Oracle Accelerateでは、パートナー各社が得意とする専門領域において、短期・低コストで導入するためのテンプレートを構築するためのプログラム。同プログラムで提供されるソリューションを活用すれば、従来と比較して導入期間を最大40%削減できるという。
今回は、ITエンジニアリング、アクセンチュア、アグレックス、キヤノンITS、CSK、電通国際情報サービス(ISID)、東芝情報システム、ワイ・ディ・シーの8社が、新たに15種類のソリューションを提供。これによって、21社から合計56のソリューションが国内で展開されることになった。
なお、今回の拡充に含まれるBI(ビジネスインテリジェンス)製品「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」、オンプレミス型のCRM「Siebel CRM」、SaaS型CRM「Oracle CRM On Demand」においては、Oracle Accelerateの国内提供は初になるとのこと。
また、経営管理分野では、IFRS対応へのニーズに応え連結管理ソリューションが新たに3種類加わったほか、中堅企業向けERP「JD Edwards EnterpriseOne」による財務会計システムを、最短4カ月で導入可能なソリューションも提供される。
具体的なソリューションは以下の通り。
- 自動車業界向け「Premium for Hyperion SBP 自動車部品メーカーモデル」(ISID)
- 化学業界向け「Premium for Hyperion SBP プロセス製造モデル」(ISID)
- 消費財業界向け「消費財メーカー向け事業管理Starter Kit」(アクセンチュア)
- プロフェッショナルサービス業界向け「ITサービス業向けテンプレート」(東芝情報システム)
- プロフェッショナルサービス業界向け「TEAMWORKS」(ワイ・ディ・シー)
- 卸/流通業界向け「流通卸業向け会計・販売テンプレート」(東芝情報システム)
- 小売業界向け「Premium for Hyperion SBP 多店舗展開モデル」(ISID)
- 全業種向け「短期導入ソリューション Hyperion Starter Kit」(アクセンチュア)
- 全業種向け「財務管理一致連結ソリューション『PrimeConsolidation』」(CSK)
- 全業種向け「Premium for Hyperion SMART」(ISID)
- 全業種向け「Premium for Hyperion SBP」(ISID)
- 全業種向け「Premium for Hyperion SBP プロジェクト管理モデル」(ISID)
- 全業種向け「CRMワンストップサービス」(アグレックス)
- 全業種向け「SFAスターターパック」(キヤノンITS)
- 全業種向け「ite-PRIMAVERA-IT」(ITエンジニアリング)