ウイングアーク、64ビットOSや.NET Framework 4.0に対応した帳票出力モジュール新版


 ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(ウイングアーク)は22日、.NET Framework対応の帳票出力モジュール「SVF for .NET Framework」「SVF for XenApp」の新版「Ver2.3」を発表した。同日より出荷を開始する。

 SVF for .NET Frameworkは、.NET Frameworkで作成するアプリケーションから、ネイティブな環境での帳票運用を実現するための帳票出力モジュール。ノンプログラミングで帳票デザインでき、帳票開発の工数を削減できるほか、特定のプリンタに制約されない、オープンな印刷環境で運用を行える。一方のSVF for XenAppは、Citrix XenAppに対応した帳票出力モジュールで、印刷データの軽量化によりトラフィックの負荷を軽減。プリンタドライバの登録も不要なため、既存のプリンタ資産を生かした印刷環境を構築できる。

 今回、両製品のVer2.3では、QRコードなどの2次元バーコード処理を改善したほか、パフォーマンスの改善が図られた。また、64ビット版OSと.NET Framework 4.0環境に対応すると同時に、SVF for XenAppでは、XenApp 6.0を新たにサポートしている。

 価格は、SVF for .NET Framework Ver2.3が80万円(税別)から、SVF for XenApp Ver2.3が30万円(税別)から。

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