MIJS加盟4社のソフトが、チャイナテレコムブランドのSaaSサービスとして採用


 メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(以下、MIJS)は19日、MIJS加盟企業4社のソフトウェアが、チャイナテレコム西部情報センターのSaaSメニューとして、中国・四川省の企業に提供されると発表した。

 今回、ソフトウェアがチャイナテレコムに採用されたのは、ウイングアーク テクノロジーズ(以下、ウイングアーク)、サイボウズ、エイジア、WEICの4社。MIJSでは、2009年度に発足した海外展開委員会を中心に海外展開を検討してきたが、その取り組みの成果として、成都ウィナーソフト有限公司の協力のもとで、チャイナテレコムのSaaSソリューションサービスとして4社の製品が認定されたという。

 具体的には、ウイングアークの帳票ソリューション「SVF」とBI・データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」、サイボウズのグループウェア「Cybozu Benko System」、エイジアのメール配信システム「WEB CAS e-mail」、WEICの日本語eラーニングシステム「超速日本語」がSaaSとして提供される。

 なお、これらのSaaSは、まずは四川省の企業に販売・提供され、その後中国全土への販売が行われる予定とのこと。MIJSは今回の四川省への進出を皮切りに、上海、北京などの主要都市や、ひいては中国全土への進出を見据えて、今後も活動を行っていくとしている。

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