S&I、デスクトップ仮想化「Secured Desktop Cloud」でWindows 7移行を支援


 エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は21日、デスクトップ仮想化ソリューション「Secured Desktop Cloud」のWindows 7対応を発表した。

 Secured Desktop Cloudは、2010年5月より提供しているデスクトップ仮想化ソリューション。今回、企業内クライアントのプラットフォーム移行ニーズの高まりを受け、Windows 7に対応させた。

 Windows 7に移行する際、OSが要求するスペックのハードウェアに交換しなければならないケースがある。Secured Desktop Cloudでは、PCに挿したUSBデバイスから起動してサーバー上の仮想デスクトップに接続するため、既存のPCをそのまま利用できるのがメリット。既存PCのスペックがWindows 7の条件を満たしていないスペックであっても、軽快に使えるという。

 Windows XPのPCで仮想デスクトップを利用するため、Windows XP/7で併用が可能。管理者は中央に集約されたPC環境に一括してセキュリティパッチ適用なども行えるので、管理者によるフルコントロールと管理コストの削減が実現する。

 2010年7月13日にWindows XP SP2のサポートが終了し、10月22日にWindows XPがプリインストールされたPCの販売も終了した。また、2014年4月8日にはWindows XP SP3のサポートも終了する旨も発表されている。

 S&Iでは、クライアントPCのプラットフォーム移行のタイミングに合わせて、Secured Desktop Cloudによるデスクトップ仮想化を推奨し、移行を支援していく考え。

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(川島 弘之)
2010/12/21 15:53