富士通FOMら3社、地域金融機関向け「CMSクラウド・ワンストップサービス」提供開始


 富士通エフ・オー・エム株式会社(以下富士通FOM)、株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下富士通SSL)、株式会社富士通東北システムズ(以下FJTH)の3社は共同で、「CMSクラウド・ワンストップサービス」を10月6日より提供開始したと発表した。販売価格は初期費用が157万5000円から、月額利用料が26万2500円から。このほか、CMS利用ID料がIDひとつにつき1万7850円かかる。

 「CMSクラウド・ワンストップサービス」では、富士通FOMのWebサイトコンサルティング・制作サービスとSSLのWebサイト構築ノウハウ、FJTHのデータセンターのクラウドサービスを組み合わせて、CMSクラウドをワンストップで提供する。

 具体的には、富士通FOMがコンサルティングのノウハウを活かし、地域金融機関様の営業戦略を検討し、Webサイトの戦略的活用を提案するなど、経営戦略と連動したコンテンツ制作を行なう。既存コンテンツの移行などにも対応。

 SSLのCMS「WebコアEnterprise」では、コンテンツの作成・管理のほか、公開履歴の管理もサポート。内部統制にも対応するとしている。公開ページの改ざん対策としては、検知から自動復旧まで対応するシステム「Webエイド」もオプションで提供。富士通グループでも最大級のネットワーク設備を誇るデータセンターで運用するとしている。

 なお、3社は共同で「CMSクラウド・ワンストップサービス」を10月7日と8日の両日、東京国際フォーラムで開催する「金融国際情報技術展2010(FIT2010)」に展示する。

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(工藤 ひろえ)
2010/10/6 15:58