パナソニック、タフ性能とパフォーマンスを向上させた「TOUGHBOOK」新モデル


 パナソニック株式会社は2日、頑丈設計ノートPC「TOUGHBOOKシリーズ」の新製品として、13.3型液晶モデル「TOUGHBOOK 31」(以下、CF-31)を11月18日より、10.4型液晶モデル「TOUGHBOOK 19」(以下、CF-19)を9月3日より販売開始すると発表した。価格はオープン。

TOUGHBOOK 31(左)とTOUGHBOOK 19(右)

 TOUGHBOOKシリーズは、落下、水、振動、圧迫などに耐える頑丈設計のノートPC。新製品のうちCF-31は、独自開発の防滴ファン搭載と放熱設計によって、これまで不可能であったタフ性能とハイパフォーマンスを同時に実現したという。堅牢性の面では、従来のIP54準拠だったものを、ジェット水流や粉塵もシャットアウトするIP65準拠としたほか、落下試験も従来の90cmから120cmに強化されている。性能面でも、標準電圧版のCore i5 520M(2.40GHz)を採用して、大幅な強化を図った。

 また液晶は、晴天時の屋外での視認性が向上した1100cd/m2の高輝度液晶を搭載。通信機能は、NTTドコモのFOMA HIGH-SPEED HSUPAに対応したWWAN機能を標準搭載し、FOMAカードを装着するだけで、手軽に高速通信が利用可能という。

 一方のCF-19も、IP65準拠の防塵・防滴性能と、90cm落下試験をクリアする堅牢性を備えるほか、Core i5-540UM(1.20GHz)を搭載して性能強化を図っている。液晶の最大輝度は屋外でも見やすい1000cd/m2で、逆に、船室など暗い現場での作業に適した2cd/m2まで輝度を落とすこともできる。

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(石井 一志)
2010/9/2 15:41