企業向けのiPhone/iPad導入支援サービス、専用VPN構築から運用支援までをワンストップで提供
「エンタープライズiPhone/iPad導入支援サービス」の利用イメージ |
ソフトブレーン・インテグレーション株式会社(SBI)は27日、企業でのiPhone/iPad利用を支援するサービス「エンタープライズiPhone/iPad導入支援サービス」、および「社内文書のiBook変換サービス」の提供を同日より開始すると発表した。
エンタープライズiPhone/iPad導入支援サービスは、SBIがこれまでに蓄積したノウハウを生かし、iPhone/iPadの企業導入を支援するサービス。Windows ServerやフォーティネットのUTMアプライアンスなどと連携して、iPhone/iPad専用のVPN構築サービスを提供することで、運用・導入・管理やヘルプデスク以外に、社内ネットワーク接続の仕組みを構築するところまでの、包括的な支援を提供できるという。
具体的には、初期の利用ポリシーと運用規約・誓約書テンプレートの策定、キッティング&VPNインテグレーションから、セキュリティ対策、教育サービス、毎月の利用料金分析サービス、ヘルプデスクまでをワンストップで用意する。
価格はサービスごとに設定されており、例えばポリシー策定や運用規約・誓約書策定は各3万円(税別)から、ユーザー向け教育サービスが各項目10万円(税別)から、キッティングとインテグレーションが回線ごとに500円(税別)から、などとなっている。
また、企業内には、各種規定文書をはじめとして、内部統制やコンプライアンス・マニュアルなど、「見られない文書」が数多く存在しているという。SBIでは、こうした文書を電子化し、iPhoneやiPadを利用して、見やすく分かりやすい文書管理を実現することを目的に、「社内文書のiBook変換サービス」もあわせて提供する。価格はページあたり350円から。
「社内文書のiBook変換サービス」のイメージ |
なおSBIでは、2010年度に両サービスを50社以上の企業へ導入することを目標としている。