Flash PlayerとAdobe AIRの最新版が公開、6件の脆弱性を修正
米Adobe Systemsは10日、Flash PlayerとAdobe AIRの脆弱性を修正した最新バージョンを公開した。Adobeでは、ユーザーに対して早急にバージョンアップするよう呼びかけている。
公開された最新バージョンは、Flash Player 10.1.82.76およびAdobe AIR 2.0.3。また、Flash Player 9についても、脆弱性修正版のバージョン9.0.280を公開した。合計で6件の脆弱性を修正しており、任意のコードを実行させられる危険のある脆弱性も含まれている。Adobeでは脆弱性の危険度を4段階で最も高い“Critical”としている。
また、AdobeではAdobe Reader/Acrobatについても脆弱性が確認されたことを公表しており、8月第3週(8月16日~)にアップデートをリリースする予定としている。